2割は期待とリスペクト
2019.10.27
大雨の日は、フリーマガジンCLASS vol.05の取材に出かけました。
経営者取材記事/ハイクラス&ハイクオリティーマガジン「CLASS」 2019~
ライターは、文字を書くことがお仕事ではありませんで、
読む方が理解する、心動く、アクションを起こしてもらうもの。
もちろん文字にすることも、取材も大事ですが、
いちばん大事なのは、準備です。
準備8割と思っています。
・何のため、誰のためにどんなことを伝えるのか?
・取材対象についての調査
・周辺理解、抽象化
・機材や道具、体調 など。
ここまではいろんな方が言われていることでもあります。
わたしが心がけているのは、
2割のスキマを、必ずとっておくこと。
「わたしの知識や見識にはない世界」を
受け入れる空間です。
準備を、自分なりに完璧に固めてしまうと、
準備した以外の出来事に、対応が難しくなります。
現実は、自分の知らない世界が大半。
だから人は感動するし、面白いし、新しいものを求めるのです。
まだ見ぬ世界を愉しむために、からっぽにしていきます。
だから、取材がたのしいんです。
仮説と異なることが、たのしいんです。
そんな新たな感動やワクワクを、読者の方と共感できるように。
見知らぬ世界へのリスペクトを込めて。