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初めての講演を成功させたポイント

広報

2025.09.05

先日は、札幌へ。
クライアント企業の社長様が、
経営者向け勉強会からの依頼を受けて、講演されました。
私も同行させていただきました。

経営者に向けた講演は、はじめてでした。

参加されていた方の中にはメモをとる方もおられ、
時折笑いも入りながら、真剣に聴き入ってくださっていた様子。
主催者にも、喜んでいただけ、よい講演になったと感じました。

初めての講演というと、
何をどう話せばよいのか?検討がつかないところです。
私も人前で講演した経験はありますが、
最初はアウェイ感でいっぱいでした。

とくに、専門的な内容については、
話す側にとっては日常でも、
聞く側はまったくの素人です。

今回、テーマも資料も手探り状態にもかかわらず
反応の良い講演になったのには、
大切なポイントをクリアされていたことが大きいと考えられます。

それは、
相手の”今”、そして”未来にほしいもの”に視点を合わせた、
ということ。

たとえば今回は、札幌という地のたとえ話や、
参加される方の業種にちなんだお話し、
経営の現場で社員様と話されていそうなやりとりをまじえながら、
つまずきがちな課題に解決策を提示していかれていました。

この社長様は、相手の立場に立って話されることが
とてもお得意です。
内容、場の雰囲気の作り方、課題感、話し方、気づきの与え方…
講演が、ともすると知識のギャップがある方々に
専門分野を一方的に「教える」ようになりがちだということを理解し、
終始相手の目線に立たれていました。

目の前の相手に対して誠実な方だなと、いつも思います。

相手が喜ぶことをしてあげる。
自分よがりでは相手に喜ばれない。
人間関係の基本は、1対多の講演にも通じると感じました。

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