よそもんの視点が、可能性を広げる
今日は大阪市内へ。
「製造業にはまだまだ可能性がある」
とおっしゃるのは、システム会社の社長。
企業取材であるにもかかわらず、
お話しされる半分以上は、
自社のことでなく、お客様の業界である製造業の話でした。
いわゆる「よそもん」。
よそもんだから見える
よそもんだから変えていける。
成熟した経済社会、
成長への限界をうち破るのは、
その業界を経験していない立場からの
視点なのかもしれません。
ちょっと斜めの視点だからこそ、
業界では当たり前になって見向きもしないような
硬直化しているポイントを見定めて
アイデアと技術で、ほどいていける。
愛がなければ、よそもんで終わるでしょう。
本気で可能性を信じる、愛あるからこそ。
お客様への貢献がそれを物語っています。
シンプルにまっすぐに話される社長には、
担われている役割を感じました。
それだけ、業界を席巻していく可能性があるということ。
険しい壁は想定内。見据えるのはもっと先。
自分だけの力だけで生きてこられた、その次のフェーズは、
相互に補完し合い、相互に高め合いながら。
私たちの成長のしかたが、
変化しているのを感じます。
逆の立場からみれば、
外からの視点を一概に排除するのは
もったいないですね。
もしも成長が頭打ちなら、
大切なのは自身の主たる軸を持ちながら
将来性を見据えている人の視点を借りること。
今の一直線上の未来に「?」があるなら、
変えたいのは、
ともに広げられる視野を持つ人たちとのつながり。
愛と信念のある人たちと、成長しつづけたいものです。