「想い」があれば生きていけるのか?
「『想い』でメシが食えたらコンサルいらねぇんだよ!」
そのとおりです。
経営コンサル会社時代に、社内で言われた言葉です。
想いでは食べていけない、とおっしゃるのは、
私が見てきた限りでは、行動できる方たち。
想像するに、頭のなかでは秒速で
PDCAを回せる。
そういう方たちは、「こうなったらいい」というゴールが
瞬時に明確になるから、
もう、「やる」しか選択肢はない。
できない理由を考えるような余地はない。
想い…なんて言っている数秒で、結果が変わってくるから。
想いがないのではなくて、想いや志は懐にしのばせて、動いている。
どこかのタイミングでそっと開ける。
そんな気がする。
たくさん見てきましたねぇ
そんなカッコええ人たち。
だけども、私などが
そんな人になろうとしてもカラ回りするだけで、
空虚さで疲れます。
そこに「なぜやりたいんだっけ?」
「誰に喜んでもらうと嬉しいんだっけ?」
自分の「想い」を意識して見ようとすると、
大切にしたいものが明確にとらえられるようになる。
自分の心にあたたかいものを感じたとき、
しぜんに大きなチカラが湧いてくるんですよね。
自分の想いがはっきり見えたとき、
感情や浮かぶ映像に背中を押されるように、一歩前に出られるんですよね。
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どちらも、喜びを生み出しているんです。
行動しながら、折にふれて想いを眺められる人も
想いに突き動かされるように行動できる人も。
私は、想いに「誰かのため」が加わったとき、
志になると思っています。
だれにでもある、想い。
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わたしは想いにフォーカスして、
活動しています。
だいぶひややかな視線もたくさんいただきましたが、
人の「想い」に触れつづけることは
止められないようです。
想いは強みになります。
想いが行動を生み、未来を創造していきます。