取材のあとも感じられた”一流”
こんにちは。
今日は終日、インタビュー原稿を書いています。
とても有意義だった、ある方の取材を文章にまとめています。
進めている中、びっくりすることに気づきました。
取材させていただいた方のお話が、
すでに、まとまっているのです。
言葉にした段階で、編集された書籍のように
流れができている。
その方の、話し方です。
インタビューの時、私は、その方の新しい視点や考え方に惹き込まれ、
おもしろい原稿になることを確信していました。
もう何度も同じ話をされているであろう内容に、
そのときそのときにしかないウィットに富んだ視点を入れられていて、
ちょっとした雑談もあちこちにはさみながら、
この時しかないホットな取材になったのです。
取材の時間は、エンターテイメントのようでした。
そして、取材のあとです。
びっくりするほどまとめやすいのです。
配慮いただいたかどうかは、分かりませんが、
その方の頭の中がよくまとまっていたことがわかります。
それ以上に、誰かに伝えるために、
頭の中でまとめてお話いただいたことが、
文字にしてみて、とてもよくわかりました。
まるで、
「こう話すと、相手が理解しやすいだろう、わかりやすいだろう
誤解なく受け取られるだろう」と
お心遣いをいただいたような。
思いやりが
こんなふうに見えたことは、感動でした。
心から伝えたいことがあるから、
相手にまっすぐ伝わるような配慮を。
相手に受け取ってほしいから、
相手がまっすぐに受け取れるような伝え方を。
一流を感じました。
本当のコミュニケーションの大切さを
あらためて学ばせていただきました。