うちひしがれる経験
2019.12.14
12月に会った、お二人の経営者から耳にした同じようなセリフ
「あの時は、力が着きましたね」
それぞれの経営の道で遭遇した試練。
当時の苦悩も垣間見れましたが、
今となっては穏やかに話す表情に、
乗り越えられ、試練を糧にされた晴れやかさを感じました。
岐路に立たされたときは、
「試されている」と言われますが、
自身が本来持っているはずのポテンシャルを、
ここで発揮するのか?しないのか?
を問われているように思います。
苦しみ、考え抜き、
真正面から逃げずに立ち向かった人だけが、
抜け出せる鍵を手に入れることができるようです。
自分に乗り越えられる試練しか、与えられない。
重い扉は、必ずいつかは開くものなのだなあと、
お話しを伺って感じました。
人生楽ありゃ苦もあるさ
私自身も、彼らに比べれば小さいことながら
目の前が真っ暗になるような経験を、
振り返れば経験してきました。
今となっては、あの苦悩があったからこそ
必要なものを大切にし、捨てるものをそぎ落とせたのだと
言えます。
そして同じ試練は二度と来ない。成長できているからです。
ニュートラルをゼロとして、
楽と苦の「振れ幅」は、どうも均等のようです。
できるだけ、苦しい思いはしたくないけど、
その分乗り越えた先には、苦しんだだけの喜びと、
人間的成長が待っているのだと、
人生の先輩でもあるお二人から学びました。